2020年3月22日日曜日

春季彼岸会

ご訪問ありがとうございます。
山務員の森です。

「暑さも寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、気温が上がったり下がったり...という不安定な気候が続いております。
本土寺の桜も、ややフライング気味に花を開かせてまいりました。


本土寺ではお彼岸の入りの日に、お檀家様をはじめとした各家のご先祖様をご供養する行事を行っております。

しかし今回は新型コロナウイルス流行の影響を受け、皆様の健康を第一に考え「無参列法要」という形で奉行致しました。
屋内での濃厚接触を避けるための苦肉の策ではありました。今後も暫くはこのような形での行事開催を見込んでおります。ご理解の程宜しくお願い致します。

また、本堂正面にてお焼香が出来るようご準備させて頂きました。
御参拝の皆様、ありがとうございました。


未曾有の大流行を前に、特効薬もない我々人類にはなす術無し...と言ったところでしょうか。

しかし我々には「祈る」ことが出来ます。
我々僧侶の、そして皆様の祈りが速やかなる災いの終息へのキッカケになると思っております。

お勤め先に、学校に行けず自宅待機を余儀なくされている方々も多くいらっしゃるかと思いますが、この機会に「災いの原因に対して、我々に何か出来ることはないのか。」考えてみては如何でしょうか?

日々、仏様の子供として生かされている我々にとって、「自己を見つめ直す修行」をするのがお彼岸の一つの目的でもあります。


皆様の健康と日々の安全を心よりお祈り申し上げます。

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